「未来という名の最高峰」を目指す、すべての人へ
「世界の価値観が激しく変化する今日、重要なのは、確固とし た独自の美学・哲学、そしてビジョンを確立することである。」 当カンファレンス初のスペシャルキーノートに、札幌南高校、北 海道大学出身のMITメディアラボ副所長、石井 裕 教授が登 場。 破壊革新が起こる最中、確固たるビジョンを確立するため に必要な力とは。そして、「協創」に必須な切磋琢磨を可能にす る術とは。この四半世紀、MITでの生き残りをかけた競創の中 で実証的に作り上げた、理念と技法を惜しみなく披露します。開催概要
日 程 | 2019年10月16日(水) 16:30-18:00 |
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会 場 | 会議・研修施設ACU-A|アキュ (札幌市中央区北4条西5丁目アスティ45 Google Map) |
参加費 | 入場にはカンファレンスパスが必要です(詳細) |
セッション詳細
出演者
石井 裕
マサチューセッツ工科大学(MIT) MITメディアラボ 副所長
1956年、東京生まれ、札幌で育つ。
ノーベル賞受賞者を多く輩出する世界屈指の研究実績を持つアメリカ・マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ の教授を、四半世紀務める。
1995年MITメディアラボに参画、2008年より副所長に就任。
人、デジタル情報、および物理環境をシームレスにつなぐヒューマン・コンピュータ・インタラクション (HCI) の新しいビジョンを追求するべく、デジタル情報に物理的かつ動的な形を与える「タンジブル・ビッツ」(1997)、「ラディカル・アトムズ」(2012)を提唱。手で直接デジタル情報に触れて操作できる「タンジブル・ユーザ・インタフェース (TUI)」の研究を続けている。
この概念は、デザイン、サイエンスだけでなく、メディア・アートにも大きな影響を与えた。その業績は世界で高く評され、2019 年にはHCIの世界で最高の名誉であるACM SIGCHI Lifetime Research Award を受賞。
1978年に北海道大学工学部電子工学科を卒業、80年には同大学院情報工学専攻修士課程を終了し、92年に博士号を取得。