ソフトバンクロボティクス(株)のPepper1体とヴイストン(株)のSota1体を店舗内に設置し、ロボット同士で商品等についての会話を行う。会話の内容は上記店舗の店員が入力し、来店者数や商品の売り上げへの寄与を検証します。
開催概要
<詳細>
小売店への会話型ロボットの設置は,販売促進や親しみやすい店舗づくりに役立つ可能性を秘めて いますが,一台のロボットによる一方的な発声では効果が限定的であり,かといってヒト(顧客)と ロボットの間で自然な会話を実現することは技術的に容易ではありません。
そこで,北海道大学大学院情報科学研究科ヒューマンコンピュータインタラクション研究室修士課 程1年の水丸和樹氏(指導教員 小野哲雄 教授,坂本大介 准教授)は,経済産業省・IPA の未踏 IT 人材発掘・育成事業の支援を受け,種類の異なるロボット同士の会話を実現させるソフトウェアを開 発しました。しかし,このソフトウェアを実用化するためには,IT の専門家ではない店員でも会話内 容を簡単にカスタマイズできる必要があります。また,ロボット同士の会話が実際に商品 PR に寄与 するか検証することも必要です。
そのため,北海道大学と株式会社セコマは,平成 30 年 4 月に締結した地域創生連携協定に基づき, 経済産業省北海道経済産業局の協力を得て,以下のとおり実証実験を実施します。
なお,本実験は,社会を変える可能性のある先端テクノロジーの実証実験・社会実装などを通じて, 北海道・札幌から新しいビジネスや社会を創出するプロジェクト「No Maps」と連携して実施します。
場所: セイコーマート北海道大学店(札幌市北区北 11 条西 7 丁目)
目的: ロボット同士の会話を実現させるソフトウェアについて,店員による操作性と,商品 PR等への寄与の度合いを検証すること。
小売店への会話型ロボットの設置は,販売促進や親しみやすい店舗づくりに役立つ可能性を秘めて いますが,一台のロボットによる一方的な発声では効果が限定的であり,かといってヒト(顧客)と ロボットの間で自然な会話を実現することは技術的に容易ではありません。
そこで,北海道大学大学院情報科学研究科ヒューマンコンピュータインタラクション研究室修士課 程1年の水丸和樹氏(指導教員 小野哲雄 教授,坂本大介 准教授)は,経済産業省・IPA の未踏 IT 人材発掘・育成事業の支援を受け,種類の異なるロボット同士の会話を実現させるソフトウェアを開 発しました。しかし,このソフトウェアを実用化するためには,IT の専門家ではない店員でも会話内 容を簡単にカスタマイズできる必要があります。また,ロボット同士の会話が実際に商品 PR に寄与 するか検証することも必要です。
そのため,北海道大学と株式会社セコマは,平成 30 年 4 月に締結した地域創生連携協定に基づき, 経済産業省北海道経済産業局の協力を得て,以下のとおり実証実験を実施します。
なお,本実験は,社会を変える可能性のある先端テクノロジーの実証実験・社会実装などを通じて, 北海道・札幌から新しいビジネスや社会を創出するプロジェクト「No Maps」と連携して実施します。
開催日時
日時: 平成31年2月28日(木)~3月6日(水) 各日10時~18時場所: セイコーマート北海道大学店(札幌市北区北 11 条西 7 丁目)
目的: ロボット同士の会話を実現させるソフトウェアについて,店員による操作性と,商品 PR等への寄与の度合いを検証すること。
未踏IT人材発掘・育成事業とは
未踏IT人材発掘・育成事業とは経済産業省所管である(独)情報処理推進機構(IPA)が実施している、“突出した才能・アイディアを持つ、若きIT人材の発掘と育成”を目的としたプログラム。25歳未満のクリエータが取り組むソフトウェア等の開発を支援する。近年、同事業の中から時価総額100億円以上の企業が現れるなど、世界的な注目を集めている。北海道でもこれまで多くの未踏クリエータを輩出しており、今年度も4名の学生が採択。
ソフトバンクロボティクス株式会社の Pepper とヴイスト ン株式会社の Sota を活用し,北海道大学が独自に実験を 実施(写真はイメージ)