今週末、11月2日(土)〜11月4日(月・祝)は、「第14回札幌国際短編映画祭」のアワード上映会!
毎年世界各国から応募された作品から最も優れた作品を選出している本映画祭。今年は過去最多の応募作品3,661本から、
国際審査員等によって18の作品が各賞を授賞しました。
授賞作品を一挙に見られるアワード上映は短編映画初心者にもおすすめです!
芸術の秋、ぜひ短編映画をお楽しみいただきたいです!
ここでは、注目の3作品を、国際審査員のおすすめコメントと一緒にご紹介します!
チケット情報はこちらから!
1プログラム 1,500円(1プログラムで6〜7本の作品が見られます)3プログラム 3,500円
札幌プラザ2・5で購入できます。
SSF2019 グランプリ作品
『月周回のランデブー』
監督:メラニー・シャルボノー
Fiction, Drama | Canada | 2018 | 0:14:45
グランプリ、最優秀監督賞、脚本賞の3冠を達成!
あらすじ:ダニエルは母の遺灰をまくために、クロードは生理の再開を祈って、一緒に月に行くことに。
●審査員コメント:押井守
発想のユニークさが秀逸で、小さな月世界旅行に同道する二人の会話がとても楽しい。一風変わったロードムービーであるだけでなく、ファンタジックな青春映画に仕上がっているところに、既成の映画の類型を越えようとする意図が感じられます。▶︎アワードAプログラムで観覧できます
最優秀国内作品賞、最優秀女優賞
『愚か者、HINAのためのセレナーデ』
監督:塩川孝良
Fiction, Drama | Japan | 2019 | 0:10:11
最優秀国内作品賞、最優秀女優賞(映画祭初の日本人による受賞)の2冠達成、将来が楽しみな新人監督!
あらすじ:戸松にフラれた日菜子、学校に行くと戸松がクラスメイトの彩花と楽しそうに話しているのが眼に映る。
放課後、日菜子は駐輪場で彩花に遭遇する。愛を賭けたママチャリ・レースが始まる。
●審査員コメント:ベントンプソン
フラれた元恋人を取り戻すため、繰り広げられる熾烈なレースに審査員一同息をのみ、楽しい気持ちにさせてくれました。女優と作品にこの賞を贈りたいと思います。
▶︎アワードBプログラムで観覧できます
◎審査員特別表彰、最優秀男優賞!
『スーザフォン』
監督:フロ・リノス・バウマン
Fiction, Drama | Switzerland | 2019 | 0:13:34
グランプリほか重要な賞に最も肉薄した作品!
あらすじ:退職後、ずっと楽しみにしていた演奏会。それなのに突然、音が出なくなった!
●審査員コメント:押井守
人生の晩年を、シンプルなメタファーとユーモアで描いた秀策です。私個人は最も共感できる作品でした、シニアの観客に是非たも観て貰いたい作品です。▶︎アワードCプログラムで観覧できます
アワード・プログラムだけでは終わらない!
映画祭 Part 2(11/2-4) はアウト・オブ・コンペの特別プログラムも充実しています。
「世にも不思議な世界」日常から離れた異次元の世界。想像の世界の扉を開けて見ませんか?もしかするとあなたの隣にも。。。
「SSF-Docs ワールドキュメンタリー」
スイス、アルプスの大自然と絶景に暮らす人々の暮らしを、音響ジャーニーという視点で紹介する作品や、オランダの日本人柔道家と新進気鋭の日系ファッショデザイナー親子と東京中野の異色カップルなど、世界の今を紹介します。
「酔っ払いプログラム」
ナンセンスギャグとちょっとエッチなコメディー作品やシュールなMVなど。大人気のプログラムが今年も帰ってきました!劇場内で乾杯しませんか?
「NATURE」
「ネイチャー/カルチャー/アドベンチャー」を合い言葉に新プログラムが登場!ポーランドの未踏の洞窟、イランの大自然の絶景と熊野古道まで。
「Indo-Pacific」国際交流プログラム!
インドから太平洋沿岸諸国まで、ひとまとめにした国際交流プログラム。今までになかった視点から、それぞれの国の作品を楽しんでみませんか?SSFの過去の話題作を集めた、お得なプログラムです!