札幌、旭川、そしてスロバキアはコシツェを拠点に活躍する作家たちの実例から、アーティストやクリエイターが創作を守りながら生き抜く方法、そして支援の在り方を考えるオンライントークを二夜連続でお届けします。
【第一夜はこちら】
<第二夜>作品制作で生きる実践 – 道内在住のおふたりの場合 -
札幌や道内他都市において、アーティストやクリエイターとしての創作活動を主軸に生活していくことは一見難しく思えます。この地では、クリエイティブと生計は切り離して生きていかざるを得ないのでしょうか。コンピュータプログラミングを使用したインスタレーション作品などを中心に、国内外の美術展やアートフェスティバル等での作品発表を続けている平川 紀道氏は、一昨年拠点を札幌へと移しました。独自の表現手法による映像・グラフィックによって、アーティストのMVやテレビCM、Webなど幅広く手がける橋本 麦氏は、東京での活動時期を経た後、現在は地元旭川で活動しています。
ジャンルや方向性は異なりながら、現在は札幌・北海道をベースにアーティスト/クリエイターとして暮らしている両氏に、作品制作を仕事として生活している具体的なお話を、参加者からの質問を交えつつお伺いします。
開催概要
日 時 | 2月16日(月)19:00〜20:30 |
配信方法 | ZOOMウェビナー(視聴URLは申込者にメールでご連絡します) |
定 員 | 50名(先着順・参加無料) |
申込方法 | こちらのページからお申し込みください ※申込締切:2021年2月11日(木・祝) ※定員に達した時点で受付を終了します |
助 成:一般財団法人自治体国際化協会 / 協 力:NoMaps実行委員会、札幌国際芸術祭実行委員会
登壇者
平川 紀道
1982年生まれ。もっとも原始的なテクノロジーとして計算に注目し、コンピュータプログラミングによる数理的処理そのものや、その結果を用いたインスタレーションを中心に、国内外で作品を発表している。池田亮司、三上晴子の作品制作への参加、Typingmonkeysとしてのライヴ・パフォーマンス、ARTSATプロジェクトにおけるアーティスティック・ディレクションなど、活動は多岐に渡る。2019年より札幌を拠点。
橋本 麦
映像作家、ビジュアルアーティスト。TVCMからミュージックビデオ、Web、インタラクティブ作品など幅広く手掛け、さまざまな表現手法の実験の積み重ねにより、多様な映像・グラフィックのスタイルを模索している。
さのかずや(司会)
NoMaps実行委員 / 株式会社トーチ代表
1991年北海道遠軽町生まれ。新卒で株式会社博報堂にて、大手飲料メーカーのテレビ・ラジオ出稿担当営業として勤務。その後、岐阜県立情報科学芸術大学院大学(IAMAS)に進学し、地域コミュニティとウェブメディアに関する研究を行う。修了後は株式会社quantumにて大企業の新規事業企画に携わり、フリーランスを経て2020年に株式会社トーチを設立。主にメディアを絡めた新規事業やブランドの企画/開発などを行っている。また自社事業として、北海道オホーツクエリアの空き家を活用した宿泊施設「オホーツクハウス」を展開。2019年にタバブックスより著書「田舎の未来 〜手探りの7年間とその先について〜」が発売。
問い合わせ先
Sapporo Media Arts Workshop 事務局(クリプトン・フューチャー・メディア株式会社内)e-mail: local@crypton.co.jp