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『髪の毛で音を感じる装置「Ontenna」と、音と映像のシンクロにフォーカスした映画「Noise」が創り出す新しい映画鑑賞体験とは!?』

日時
2017年10月12日(木)
時間
13:30~15:00
会場
ACU-A
札幌市中央区北4条西5丁目 アスティ45
料金
無料(要事前申込)

『髪の毛で音を感じる装置「Ontenna」と、音と映像のシンクロにフォーカスした映画「Noise」が創り出す新しい映画鑑賞体験とは!?』

現代都市に潜む狂気と混乱の中で、微かな希望を見出し生きようとする登場人物たちの群像劇『Noise』。東京を拠点に活動する日本のトッププロデューサー/DJ、banvoxを音楽プロデューサーに迎え、音と映像にフォーカスして制作されたこの作品。そんな『Noise』のこだわり抜いた音楽や効果音、細やかな音のニュアンスなどを、どうにかして聴覚障がい者の方々に感じて頂きたいといという想いから、音の特徴を伝える装置Ontennaを用いた新しい映画鑑賞体験を企画しました。当カンファレンスの前々日、10月10日(火)に、富士通が新たなプロジェクトとして開発している、ヘアピンのように髪の毛に装着し、振動と光によって音の特徴をユーザーに伝えるデバイス「Ontenna(オンテナ)」を用いて、聴覚障がい者の方に映画『Noise』を見て頂き、作品中の音楽や音の臨場感を感じてもらう「新しい映画体験」を提供する上映会を札幌市内の映画館で行います。本カンファレンスでは、その上映会の映画体験報告や製作秘話についてお話させていただきます。
10月10日(火)の映画『Noise』上映会についてはこちらのページをご覧ください。  

 

日時 2017年10月12日(木) 13:30~15:00
場所 ACU-A Room D(札幌市中央区北4条西5丁目 アスティ45 16階)
参加費 無料(要事前申込)

 

上映作品『Noise』

 
No Maps / FILM SCREENING(長編特別上映作品) 『Noise』
秋葉原無差別殺傷事件にインスパイアされて制作された群像劇。事件の被害者・被害者の遺族・加害者になるえたかもしれない人・その場に居合わせたかもしれない人・・・様々な人々の視点から制作された、絶望の中からも微かな希望を見出し生きようとする登場人物たちの心情を描いた長編作品。
 
監督は新進気鋭の松本優作。本作品が劇場公開映画デビュー作となる。『Noise』は、第41回モントリオール世界映画祭(カナダ)、第25回レインダンス映画祭(イギリス)、第14回SKIPシティ国際Dシネマ映画祭(日本)、カメラジャパンフェスティバル(オランダ)など国内外多くの映画祭に正式招待されている。
 
出演は、篠崎こころ、小橋賢児、鈴木宏侑、仁科貴、安城うらら、布施博ほか
 
劇中音楽のプロデュースは、次世代の注目トラックメーカー/DJのbanvox。テーマ曲「Save Me」を提供しているほか、劇中の音楽も制作。本作品は、音楽や音声、効果音、細かな音のニュアンスまでこだわり、映画と音楽がボーダレスにシンクロするような作品になっています。
■映画Noise 公式WEB : http://noise-movie.com/
 

Ontenna(オンテナ)


富士通が新たなプロジェクトとして開発している、ヘアピンのように髪の毛に装着し、振動と光によって音の特徴をユーザーに伝えるデバイス「Ontenna(オンテナ)」。聴覚障がい者の方の生活をより快適にするための新しいユーザーインターフェースとして、「まるで猫のヒゲが空気の流れを感じるように、髪の毛で音を感じることのできる装置」をコンセプトに開発されている。
■Ontenna 公式WEB : http://ontenna.jp
 

登壇者

本多 達也

本多 達也

本多 達也

富士通株式会社 マーケティング戦略本部 戦略企画統括部 ビジネス開発部 Ontennaプロジェクトリーダー

1990年 香川県生まれ。大学時代は手話通訳のボランティアや手話サークルの立ち上げ、NPOの設立などを経験。人間の身体や感覚の拡張をテーマに、ろう者と協働して新しい音知覚装置の研究を行う。2014年度未踏スーパークリエータに認定。2016年度グッドデザイン賞特別賞。Forbes 30 Under 30 Asia 2017。現在は、富士通株式会社にてOntennaの開発に取り組む。

高見 逸平

高見 逸平

高見 逸平

富士通デザイン株式会社 サービス&プラットフォーム・デザイングループ チーフデザイナー

富士通デザイン株式会社チーフデザイナー。シャープ株式会社、富士通デザイン株式会社にて家電からモバイルプロダクトまで幅広い製品でのプロダクトデザインを担当。2015年から英国のRoyal College of Artにてデザイン思考を基軸としたデザインエンジニアリングを学ぶ。帰国後は、富士通が社会課題に取り組むOntennaプロジェクトにてクリエイティブ業務を担当。

松本 優作

松本 優作

松本 優作

NOISE 監督/脚本/製作

1992年10月9日神戸生まれ。映像の専門学校に入学し映画制作をはじめる。制作会社に入社後「彼女が彼女を愛した時」を監督し弱冠21才で商業監督デビュー。CSスカパー、ケーブルTV、ひかりTV、J*COM等でも放送される。その後も大手レコード会社のMVや、大手企業のPVなど数々の作品を制作。また、ExtremeVRのチーフディレクターとして、1万人規模のイベントのVRライブ配信なども行う。映画「Noise」が劇場公開映画デビュー作となる(劇場公開は2018年予定)同作は第41回モントリオール世界映画祭(カナダ)、第25回レインダンス映画祭(イギリス)、第14回SKIPシティ国際Dシネマ映画祭(日本)、カメラジャパンフェスティバル(オランダ)など国内外問わず複数の映画祭に正式招待されている。

岸 建太朗

岸 建太朗

岸 建太朗

NOISE 撮影監督/プロダクションデザイン/出演

K-ZOEN主催。1973年生まれ。98年より劇作家宮沢章夫氏に師事し、演出助手に従事。俳優として舞台や映画に出演する傍ら、2002年より映像製作を始める。2010年には自ら監督、撮影した長編映画「未来の記録」が、SKIP CITY Dシネマ国際映画祭長編部門を始め、第34回デンバー国際映画祭、第29回トリノ国際映画祭など国内外多くの映画祭で上映された。本作では出演だけでなく撮影監督も兼任しているが、2014年、撮影監督として参加した映画「解放区」(太田信吾監督)が東京国際映画祭スプラッシュ部門にノミネートされた。映画「種をまく人」(竹内洋介監督)では主演と撮影監督、制作(K−ZONE)を兼任し、ギリシャテッサロニキ国際映画祭(2016)では最優秀監督賞を受賞、Los Angelesアジアンパシフィック国際映画祭(2017)のコンペティッションでは、撮影監督でありながら最優秀主演男優賞を受賞するという前例のない快挙を成し遂げた。

落合 諒磨

落合 諒磨

落合 諒磨

NOISE MA/サウンドデザイン

日本大学芸術学部を卒業後、フリーランスの録音部として活動を開始。現在は、撮影時の現場録音、整音〜MAを中心として、TV・Web CM、企業プロモーション、映画やMVなど多岐にわたる。

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