イノベーターは育てられるか? ~革新者を生み出す教育論

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日時
2019年10月17日(木)17:00-18:00
会場
ACU-A

未来を創るイノベーターを育成するためには?

スタートアップ創出に力を入れ始めた札幌・北海道。しかし、まだまだ起業を目指す人はごく一部です。社会を革新するような 新しいプロジェクト/プロダクトを生み出すイノベーターは育てることができるのか。世界を舞台に新たな「創」に挑み続ける石井氏、科学者であり学府の長でもある中島氏、北海道でスター トアップ育成にチャレンジする佐々木氏が、イノベーター創出に向けた教育論を語ります。

開催概要

日 程 2019年10月17日(木) 17:00-18:00
会 場 会議・研修施設ACU-A|アキュ
(札幌市中央区北4条西5丁目アスティ45 Google Map
参加費 入場にはカンファレンスパスが必要です(詳細

セッション詳細

出演者

石井 裕

MITメディアラボ 副所長
1956年、東京生まれ、札幌で育つ。
ノーベル賞受賞者を多く輩出する世界屈指の研究実績を持つアメリカ・マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ の教授を、四半世紀務める。
1995年MITメディアラボに参画、2008年より副所長に就任。
人、デジタル情報、および物理環境をシームレスにつなぐヒューマン・コンピュータ・インタラクション (HCI) の新しいビジョンを追求するべく、デジタル情報に物理的かつ動的な形を与える「タンジブル・ビッツ」(1997)、「ラディカル・アトムズ」(2012)を提唱。手で直接デジタル情報に触れて操作できる「タンジブル・ユーザ・インタフェース (TUI)」の研究を続けている。
この概念は、デザイン、サイエンスだけでなく、メディア・アートにも大きな影響を与えた。その業績は世界で高く評され、2019 年にはHCIの世界で最高の名誉であるACM SIGCHI Lifetime Research Award を受賞。
1978年に北海道大学工学部電子工学科を卒業、80年には同大学院情報工学専攻修士課程を終了し、92年に博士号を取得。

中島 秀之

札幌市立大学学長 株式会社未来シェア 取締役会長
1952年,兵庫県西宮市生まれ。1983年,東大大学院情報工学専門課程修了(工学博士)。同年,当時日本のAI研究の最高峰であった電総研に入所。2001年,産総研サイバーアシスト研究センター長。2004年,公立はこだて未来大学学長。2016年,東大人工知能学教育寄付講座特任教授として正しいAI概念の普及に務める。2018年より札幌市立大学学長。AI応用として産総研時代に始めたフルデマンドバスの研究を下地に未来大でJSTの支援を受けてSmart Access Vehicle Service(SAVS)を実装。2016年に未来大発ベンチャー(株)未来シェアを立ち上げ,SAVSの実装を日本中で展開している。

佐々木 智也

株式会社デジタルガレージ 執行役員 社長室長 インキュベーション担当 オープンネットワークラボ推進部長
1972年函館生まれ。新聞社のネットビジネス開拓を経て、2005年(株)デジタルガレージ入社。海外ネットサービスの日本ローカライズや、パートナー企業とのジョイントベンチャー事業等に従事。2008年Twitterとの資本業務提携により日本展開を主導。2013年Open Network Lab代表取締役社長就任。
Twitterの日本におけるユーザーグロース経験や、デジタルガレージグループのリソースを活用しインキュベーション事業を展開。
(株) デジタルガレージ 執行役員、(株)Open Network Lab 代表取締役、北海道新聞社との合弁会社(株) D2Garage 代表取締役を現任。

村田 利文

【モデレーター】 ムラタオフィス代表/ Sapporo Founders Fund
1956年生まれ。江別出身。
北大修士課程在学中の1980年に同級生とビー・ユー・ジーを設立。IT系学生ベンチャーの草分けとなる。1992年にビジョン・コーポレーションを創業し、1997年には企業合併でソフトフロント代表に。2002年にNASDAQ Japan(現JASDAQ)に上場。2009年、ムラタオフィスを設立しプロジェクト管理専業に(現職)。現在、札幌の複数のIT企業の取締役を兼務。
札幌の新規ビジネスの支援組織である札幌BizCafeの設立メンバーであり、初代代表(1999-2003年)。2017年にエンジェル投資家の組合、SapporoFoundersFundを組成。

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