No Maps後援「SNOW MIKU LIVE! 2018」で実証実験を実施!

Date

2018/02/02

 

「SNOW MIKU LIVE! 2018」では様々な実証実験が実施されます

「SNOW MIKU LIVE! 2018」は、冬の北海道を応援するフェスティバル「SNOW MIKU 2018」の一環としてZepp Sapporoで行われる、初音ミクたちバーチャル・シンガー出演の3DCGライブです。今回、来場者が“リアルタイムを楽しむための仕組み”として、会場内で多様な技術を用いた実証実験が実施されます。本公演は、No Maps実行委員会の後援のもと実施となります。
 

先端テクノロジーによるステージ演出がライブを盛り上げる!

ライブ演出の一部では、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社が開発した“音楽にあわせてリアルタイムで3DCGキャラクターを歌い踊らせることができる技術”「R3」を使用。本公演にあわせて初音ミクの3DCGモデル「17model」がブラッシュアップされたことに加え、会場の音や照明光のなどの反応情報を取り込み、ステージ上のキャラクターにリアルタイムで反映させる試みも実施。その時だけのステージを演出します。
また、国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下「産総研」)の技術「TextAlive」による歌詞が動くアニメーション映像(歌詞アニメーション)と、音楽を3次元コンピュータグラフィックスで彩る「Songrium3D」もライブの背景映像として登場します。
 

開演待ち時間には「MEC」を用いた実証実験を実施!

産総研が研究開発した、多数のスマホやPCを音楽に連動させることができる新技術「Songle Sync」と、富士通株式会社(以下「富士通」)が提供する「MEC」とのコラボレーション企画「Songle Sync × MEC」も実施。開場からライブ開演までの入場・待機時間に、スマホで会場BGMと映像のリアルタイム同期が楽しめるサービスの実証実験を行います。
体験のためのアクセス情報はライブ会場入口でポストカードとして配布。ポストカードに記載されている会場専用Wi-Fiに接続後、QRコードをスマホで読み込むと、会場BGMのビートや盛り上がりに合わせてスマホの画面にさまざまなCGアニメーションが表示されます。来場者それぞれのスマホに一斉に同じ演出がリアルタイムに同期して表示されることで、会場での一体感を楽しむことができます。
※スマホを充電してご参加下さい。

songlesync-mec

 
本実証実験では「MEC」システムをPCサーバ「FUJITSU Server PRIMERGY」に構築し、本来はインターネット上にある「Songle Sync」の特別版を産総研が「MEC」システム上に移植することで、「Songle Sync × MEC」企画用のシステムを構成します。そして、会場に構築した専用Wi-Fiネットワークに「MEC」システムを接続してサービスを提供することで、来場者が各自のスマホでリアルタイムに同期されるCGアニメーションを楽しめる仕組みとなっています。
「MEC」の技術により、会場内に限定した形での高品質なサービス提供の検証を行います。また、富士通のWi-Fiソリューションを用いて、来場者のアクセス数に合わせてWi-Fi環境を動的に制御する実証実験も同時に行います。
 

No Mapsでは「SNOW MIKU LIVE! 2018」のように
様々な創造的研究開発を一般に公開し、新たな体験を提供する取り組みを今後もサポートして参ります。

 

「SNOW MIKU LIVE! 2018」とは

冬の北海道を応援するフェスティバル『SNOW MIKU 2018』の一環としてZepp Sapporoで行う、初音ミクたちバーチャル・シンガー出演の3DCGライブです。
【開催概要】
2018年2月9日(金)|昼公演 開場13:00/開演14:00、夜公演 開場18:00/開演19:00
2018年2月10日(土)|昼公演 開場13:00/開演14:00、夜公演 開場17:00/開演18:00
詳細は下記リンク先からご確認ください。
「SNOW MIKU LIVE! 2018」公式ページ
「SNOW MIKU 2018」公式サイト
ニュースリリース (クリプトン・フューチャー・メディア株式会社)