札幌都市圏でメディアアーツ作品の制作や、最新テクノロジーを応用した創造的問題解決に取り組む学生たちの作品展示を行います。
開催概要
日時 | 2022年2月11日(金・祝)14:00~19:00 2022年2月12日(土)11:00〜19:00 2022年2月13日(日)11:00〜17:00 |
会場 | 地下歩行空間北1条イベントスペース(東) |
出展学校 | 北海道科学大学 北海道情報大学 北海道ハイテクノロジー専門学校 北翔大学 |
出展作品
北海道ハイテクノロジー専門学校
バーチャルペイント 未来のチ・カ・ホ編
Virtual Paint CHI・KA・HO’s future edition
チ・カ・ホでの展示にちなんで、VR空間にチ・カ・ホを再現し、私たちが想像した未来を作ってみました。
体験していただく方に楽しんでもらえるよう、好きなように色を塗って遊ぶゲーム的な要素も入れています。
この作品を通して、新しい技術によって変化する未来に対してポジティブな印象を持ってもらえれば嬉しいです。
北海道情報大学 メディアデザイン学科 安田ゼミ・大島ゼミ
プロジェクションマッピング3作品【SnowMagician・カランコロン・メムオロ】
本制作は中止になってしまった、芽室町「氷灯夜」というイベントでも展示予定だったプロジェクションマッピング作品です。
3チームで制作し、それぞれのテーマで作画アニメーションやモーショングラフィックス、ドローン実写映像などの技術を使って制作しています。六角形が並んだ形の中で、ストーリーや表現の仕方を工夫し暖かさがあり、少しだけ不思議な作品になっています。
北海道情報大学 メディアデザイン学科 安田ゼミ 佐藤大樹
I-BOARD(インタラクティブ警告システム)
コロナ渦の飛沫感染の中で、大声の抑制がありますが、その声の基準を知っている人は多くないです。「会話音の可視化」をテーマに声を取り込み、感染対策用のアクリル板にリアルタイムで警告動画、音声波形を表示させることで会話音の抑制を促すシステムです。
本制作で声の大きさと飛沫の関係を少しでも知っていただければ幸いです。
北翔大学 芸術学科 インテリア建築分野チーム
建築模型&3DCG多面プロジェクション
北翔大学芸術学科でインテリア建築分野を学ぶ学生たちが制作した建築3DCG映像と建築模型約20作品を展示します。アート遊具模型、クリエイターのための6m立方空間模型、家族のライフステージに対応した三世代住宅模型、ル・コルビュジエ設計のレマン湖畔の小さな家模型などなど。また、中央に配置した3DCG映像は、プロジェクー3台を使用し位置の異なる投影面に複数の映像を投影する奥行き感のある映像空間にしました。
北海道科学大学 未来デザイン学部 メディアデザイン学科 小谷ゼミ3年生
「北海道新幹線Xファンタジー」をテーマとした空想科学イラスト
一ノ口 龍磨『未来の新社会人』
海中トンネルを走っている新幹線の車窓から海の生き物を眺めている女の子です。窓に映る彼女がスーツ姿なのは、これから就職活動が始まる私自身と重なり、期待と不安の中、未来へ出発する姿かもしれません。
加藤 千里『想いをのせて発進』
幼い子供が水中服を着て列車に乗り、お魚さんたちに逢いに行くという構図です。お魚さんと一緒に海の中を鉄道ドライブしたいという子供ならではの夢を叶えました。水中服の酸素は列車と繋がっているため海の中で下車することは不可能です。
山本 央『青』
海中列車をテーマに制作しました。
「列車」という日常的な風景と海中を掛け合わせることで、普段とは違う非日常的で幻想的な空間を演出しました。
俯瞰のアングルで、絵全体がのっぺりしないよう意識しています。また、後ろの窓から差し込む光で逆光を作り、主役の女の子がふんわりやわらかい印象になるようライティングを行いました。
中井 理得『海底旅行』
本来、青函トンネル内走行中の北海道新幹線から海の様子を見ることはできません。しかし、もし外の様子を見ることができたなら、きっと幻想的で美しさに溢れているだろうと思い、制作しました。子どもの時、誰しもがイメージした青函トンネルの様子をイラストから感じていただければと思います。
北海道科学大学 電気電子工学科 学生チーム「e²club」
電気電子工学技術とアイデアで創る
Installation Art
学生チーム「e²club」による人感センサとRGB full-color LED、小型コンピュータを組み込んだ電子基板を512枚(16枚×32列)組み合わせて構成したタワー型装置の前を人が動くことで、それに合わせて光るInstallation Art 作品