札幌を中心とした学生たちによる、テクノロジーや映像を活用したメディアアーツに関する作品展示を行います。
助成:令和4年度 文化庁 文化芸術創造拠点形成事業
開催概要
日程 | 2月10日(金)14:00~19:00 2月11日(土)11:00〜19:00 2月12日(日)11:00〜17:00 |
会場 | 札幌駅前通地下広場(チ・カ・ホ)北3条交差点広場(西) |
参加学校 団体 | 北翔大学 北海道科学大学 北海道情報大学 北海道ハイテクノロジー専門学校 VRアートの会 |
出展作品
北海道情報大学
「Rhuzerv」
9面ディスプレイ映像インスタレーション「Rhuzerv」を制作しました。インスタレーションとは据え付け、取付け、設置の意味から転じて、展示空間を含めて作品とみなす手法を指します。真ん中のディスプレイには物語性のある作品を制作し、左右の8枚のディスプレイには音を可視化したノイズ表現を適用した映像を配置しました。このアプローチにより、音の迫力や美しさなどを再発見することができ、MVというものを空間・肌で感じることができます。
リアルの顔とアバターの顔を置換をするフェイスモニター
リアルの顔とアバターの顔をモニターを通して置換することで、対面コミュニケーションは良いものとなるのか。この仮説を検証するため卒業研究としてフェイスモニターと呼ぶデバイスのハードとソフトを作成しました。
ハードとしては顔の前面に固定できるようにフレームを作り、ソフトはUnityを用いて表情の変化、リップシンクをできるようなものを開発しました。
似たデバイスを作成した先行研究もありますが、その研究はセンサーを用いてリアルの表情をアバターに表示させるものでした。本研究ではキーボード入力を用いて任意の表情を選べるようにすることでより伝わりやすいコミュニケーションを目指しているのが特徴です。
北翔大学
建築模型&アート作品多面プロジェクション
北翔大学芸術学科でインテリア建築分野を学ぶ学生たちが制作した建築模型、生涯学習学研究科院生のアート作品やCG映像、約20作品を展示します。プロジェクーを複数台使用して、映像表現と照明効果が加わった変化のある展示空間です。
北海道科学大学
きらめく雪の結晶(The Sparkling Snow Crystal) / 電気電子工学科
電気電子工学科の学生チーム「e²club」による人感センサとRGB full-color LED、小型コンピュータを組み込んだ電子基板を768枚(16枚×48列)組み合わせて構成した雪の結晶をモチーフとした六角形の展示作品で、その展示作品の前を人が動くとその動きに合わせて光るInstallation Art 作品です。
「旅・北海道」をテーマにしたイラストレーション / メディアデザイン学科
メディアデザイン学科1年生が「ベーシックデザインⅠ」で、「旅・北海道」をテーマに各学生が様々な解釈で表現したイラストレーション作品の展示です。
北海道ハイテクノロジー専門学校
厳しい北海道の冬を、ゲームで楽しく表現しよう!と、ゲームエンジン「UNITY」を使って2つのチームで作品を制作しました。
・スノウ・ショベラーズ 制限時間内に最大4人で協力しながら、雪が降る住宅街の雪かきをするゲームです。
・Key Chord(キーコード) 冬とネオンをイメージした映像と音楽に合わせて、ボタンを押すリズムゲームです。
チ・カ・ホを通行する、多くの皆さんに楽しんでいただきたいと思います。
VRアートを楽しむ会
新しいメディアアートの可能性・学生VRアート祭
新しいメディアアートである「VRアート」の可能性を実感していただける展示・体験会です。札幌在住の学生アーティストのVRアート作品をパネル展示し、希望した作品の中に入る体験ができます。札幌在住の学生アーティストが参加した2022年10月にチカホで、2022年12月に札幌コンベンションセンターで開催した2つのVRアート祭にもついて紹介します。VRアート祭の特別イベントで子供たちが描いたVRアート作品も展示します。