地域から眺めるスタートアップの可能性と勝ち筋~リアルテックからゼブラ経営まで。縦横無尽編~

急成長・ユニコーン志向だけが正解ではなく、「らしさ」や「地域性」、「共感」や「持続可能性」といった軸から事業を組み立てることも改めて見直されている時代。多くの地域でスタートアップを!という号令のもとにスタートアップ支援迷子になっている現状の中で、改めて、ローカルにおけるスタートアップの意味や可能性を捉え直し、その多様化する“勝ち筋”を考えます。

このセッションでは、リアルテックファンドを率いディープテック領域を牽引する永田暁彦さん、共感資本と“ゼブラ企業”のモデルを提示するZebras and Companyの田淵良敬さん、北海道における起業家支援の現場を担うD2Garageの佐々木智也さんを招き、「ローカル発スタートアップの可能性と資本のあり方」を多角的に掘り下げます。

さらに、地域特化したVCを率いる北海道の大久保徳彦氏(ポーラーショートカット)を交え、現場感と思想が交差する縦横無尽なトークセッションを展開。

起業とは誰のためのものか?
ローカルで何を起点にすればいいのか?
スタートアップとお金の“あたらしい関係”を、ここ札幌、北海道から再定義します。

※本セッションは「NoMaps CONFERENCE」の中で開催いたします。「NoMaps CONFERENCE」へのご参加には「NoMapsパスポート / ホテル付パスポート / プラチナパスポート / 学生パスポート」のいずれかが必要です。ご購入・ご登録はこちら

ゲスト

  • 佐々木 智也
    佐々木 智也
    • 株式会社D2 Garage 代表取締役

    1995年より広告業界に従事し、新聞社でのネットビジネス推進を経て、2005年に株式会社デジタルガレージに参画。旧Twitterの日本展開を主導し、Open Network Labの立ち上げにも関与。現在はエバンジェリストとしてインキュベーション事業を展開。2018年に株式会社北海道新聞社と株式会社D2Garageを設立し代表就任。2021年には札幌イノベーションファンドを組成し、北海道でのスタートアップ支援を推進中。

  • 永田 暁彦
    永田 暁彦
    • UntroD Capital Japan株式会社 / 代表取締役社長

    株式会社ユーグレナの未上場期より取締役として事業戦略・財務・バイオ燃料領域を中心に経営を牽引。2021年より同社CEOに就任し全事業執行を務め2024年に退社。 2015年、社会課題解決に資するディープテック投資を推進するリアルテックファンドを設立。2024年に同ファンドを経営するUntroD Capital Japan株式会社の代表取締役社長に就任。 日本初のNPOを母体とするソーシャルインパクトIPOを果たした雨風太陽の創業・経営に関わるほか、ヘラルボニーの経営顧問も務めるなど、資本主義におけるソーシャルインパクトの実現に注力している。

  • 田淵 良敬
    田淵 良敬
    • 株式会社Zebras and Company 代表取締役

    株式会社Zebras and Company 共同創業者 / 代表取締役 Tokyo Zebras Unite 共同創設者 日商岩井株式会社(現双日株式会社)を退職後、LGT ベンチャー・フィランソロピー(リヒテンシュタイン公爵家設立インパクト投資機関)、ソーシャル・インベストメント・パートナーズ、SIIF等で国内外のインパクト投資に従事。2022-2024米国Zebras Unite理事。Cartier Women’s Initiative東アジア地区Community Activator。

  • 大久保 徳彦
    大久保 徳彦
    • 株式会社POLAR SHORTCUT 代表取締役

    1985年北海道帯広市生まれ。 慶應義塾大学法学部を卒業後、新卒でソフトバンクへ入社し、多くの新規事業推進プロジェクトに従事。その後、動画系スタートアップ企業 Crevo(株)へ参画し、No.2として経営企画・財務・人事を統括。 2020年に札幌へ拠点を移し、北海道の成長産業・ベンチャー支援を目的として、(株)POLAR SHORTCUTを創業。 2021年からは地域特化型ベンチャーキャピタルファンド(VC)として活動中。

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