移り気な人の情報工学 最終講義〜今だから言おう、北海道はITと半導体でどこを目指すべきか

「移り気な人の情報工学」は、北海道大学名誉教授の山本強先生がかつて連載していたエッセイのタイトル。CQ出版のIT系技術情報雑誌『インターフェース』で、1998年の連載開始から2011年1月まで、足掛け14年にわたって隔月連載されました。内容は当時のIT分野のトピックスについて、ある時は研究者の視点から、ある時は生活者の視点から俯瞰し、思うところを書き綴られたものでしたが、結果的にその内容は山本強先生がその時々に注目を集めた技術テーマをどう見ていたかを記録した自伝のようになりました。

その最終回から14年経た今、北海道はDX、AI、データセンター、半導体、そしてGXときらびやかなキーワードで溢れています。明るい未来がそこまで来ているようなキラキラ感がある一方で、「どんな未来がやってくるのか今一つ見えていない」と山本強先生は語ります。

「どんな未来であれ、目指すところがなければ頑張りようもありません。私ならどんな未来を創りたいかを、“移り気な人の情報工学 最終講義”として描いてみます。」

※本セッションは9月12日(金)10:00~12:00に実施するエリア一般無料開放の時間に行うため、入場は無料です。事前登録も必要ございませんので、直接会場にお越しください。

主催:北海道テレコム懇談会
共催:NoMaps実行委員会

開催期間 2025年9月12日(金) 10:00~10:50
場所 Room B(Catalyst)
参加方法 無料

ゲスト

  • 山本 強
    山本 強
    • 北海道大学 名誉教授 / 北海道テレコム懇談会 会長

    1953年 北海道長沼町生まれ。1978年北海道大学大学院工学研究科修士修了後、富士通株式会社、北海道大学工学部, 大型計算機センター、大学院情報科学研究科などを経て現在北海道大学名誉教授・総長特命参与。 2017年から北海道テレコム懇談会会長。 専門分野はコンピュータグラフィクス、記号処理、IoT応用など。現役教員時代からベンチャー企業の起業、出資、経営参画など産学連携活動を続けている。

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