AIとともに生きる時代~“挑戦と失敗”から考える教育の未来

今年4月、AIが社会にもたらす影響について相次いで報告書が発表されました。元OpenAIの研究者らによる “AI 2027” では、「今後10年間で超人的AIがもたらす影響は産業革命を凌駕する」とし、PwC ”Value in Motion”では「2035年までにAIが全世界のGDPを最大15%押し上げる」と予測しています。こうした時代に必要なのは、ただ正解を覚える力ではなく、AIには代替できない「未知に挑む意志」と「失敗から思考を深める力」です。

本セッションでは、元サッカー日本代表監督であり、現在はFC今治里山校の学園長として人間教育に取り組む岡田武史さんと、AIとアナログの融合を探究する小宮山利恵子さんが、 “挑戦と失敗” を手がかりに、変化の時代を生き抜くために必要な学びについて語り合います。

※本セッションは「NoMaps CONFERENCE」の中で開催いたします。「NoMaps CONFERENCE」へのご参加には「NoMapsパスポート / ホテル付パスポート / プラチナパスポート / 学生パスポート」のいずれかが必要です。ご購入・ご登録はこちら

開催期間 2025年9月11日(木) 15:00~15:50
場所 RoomS(Horizon)
参加方法 要チケット・パスポート

ゲスト

  • 岡田 武史
    岡田 武史
    • FC今治高等学校 学園長 / 株式会社今治.夢スポーツ代表取締役会長 / 日本サッカー協会副会長

    早稲田大学政治経済学部卒業後、古河電気工業株式会社に入社。2度のW杯を指揮を執り南アフリカ大会では チームをベスト16に導びく。Jリーグや中国リーグでも監督を歴任した。現在はFC今治の運営会社、株式会社今治.夢スポーツの代表取締役会長として「次世代のため、物の豊かさより心の豊かさを大切にする社会づくりに貢献する」を企業理念として、サッカー事業だけでなく環境教育事業や学校法人の運営など様々分野で活動している。

  • 小宮山 利恵子
    小宮山 利恵子
    • 株式会社リクルート スタディサプリ教育AI研究所 / 国立大学法人 東京学芸大学大学院 教授

    1977年東京生まれ。早稲田大学大学院修了後、衆議院、ベネッセ等を経て2015年よりリクルートにて現職。教育とテクノロジー、アントレプレナーシップ(起業家精神)領域を探究。生成AI活用普及協会理事、ANA「旅と学びの協議会」代表理事等を兼務。「人間にしかできない力」をテーマに、現場体験や五感、身体知を重視した教育実践を推進。「鮨 銀座おのでら」で修行、「鮨 銀座おのでら 鮨アカデミー」寿司職人コース修了。今春からは東京海洋大学大学院で食品の安全流通について研究を開始。近著に『好奇心を学びに変える「なぜ?どうして?」の伸ばし方』(Discover21、2025年)。一児(高校生)の母。

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