人間は精霊として生まれ、母に抱かれることで人間になると信じている「ヤノマミ族」。一獲千金を夢見てジャングルの奥底でひたすら穴を掘り続ける無法者集団「ガリンペイロ」。そして、現代文明と接触したことのない謎の先住民「イゾラド」。南米アマゾンの深い森を舞台としたＮＨＫスペシャルを制作してきた国分ディレクターによる撮影秘話やドキュメンタリー番組の魅力や可能性について、今注目のノンフィクション作家・鈴木忠平さんとのクロストークでお届けします。

当日会場ではチャットツールを使って登壇者への質問も受け付けます。観覧をご希望の方は、下記の要
領でお申込みください。なお、今後の新型コロナウイルスの感染状況によっては、イベントの中止や以下の内容を変更させていただく場合があります。

開催概要

ゲスト

鈴木 忠平

ノンフィクション作家

1977年千葉県生まれ。名古屋外国語大学を卒業後、日刊スポーツ新聞社に入社。プロ野球担当記者を16年間経験したのち退社し、文藝春秋Number編集部に所属。現在はフリーのノンフィクション作家として活動している。「嫌われた監督　落合博満は中日をどう変えたのか」（文藝春秋刊）でミズノスポーツライター賞、大宅壮一ノンフィクション賞、本田靖春ノンフィクション賞、新潮ドキュメント賞を受賞。最新刊に「虚空の人　清原和博を巡る旅」（文藝春秋刊）がある。

国分 拓

NHK札幌放送局・ディレクター

1965年、宮城生まれ。1988年早稲田大学法学部卒業。NHKディレクター。手がけた番組に「ファベーラの十字架 2010夏」「3.11 あの日から1年 南相馬～原発最前線の街で生きる」「ガリンペイロ 黄金を求める男たち」「最後のイゾラド 森の果て 未知の人々」「アウラ 未知のイゾラド 最後のひとり」など。著者『ヤノマミ』で2010年石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞、2011年大宅壮一ノンフィクション賞受賞。他の著者に『ノモレ』『ガリンペイロ』がある。