社会課題解決の答えは常に現場にある!と信じてやまない実践者たちが考える、現場での取り組みを持続させるために欠かせない「資金」についての現状と展望とは? 魂を込めたピッチトークの後は、参加者の皆さんが共鳴した実践者と共に、社会課題に向き合う活動現場と経済市場との健全な接続のためのボトルネックをひもとき、血液たる資金が現場に滞りなく届くための方法を探る。 さまざまな分野に取り組む団体の実情を知り、自らに出来ることやお願いしたいことをAsk&Offerとしてオープンにし合うことで、持続的な関係性につながるようなマッチングを図りたい。
ゲスト
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日向 洋喜
1992年9月2日生まれ。北海道教育大学札幌校卒。 在学中に「世界を伝えられる小学校教師」目指し休学し旅をしたが、その経験から「多様な人や物、世界を直接感じられる居場所」を作りたいと考えを改め2017年より学童保育を開設。 2019年にNPO法人E-LINKとなり、"なまら、ツナガル”をミッションに、札幌の創成東エリアを中心に学童保育・フリースクール・寺子屋・プレーパーク・学習塾併設のコミュニティ喫茶など、様々な子どもの居場所・学び場を通して都会の中に小さな田舎のような街「トカイナカ」を作ることを目的に活動。
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藤木 加奈子
- NPO法人大雪山自然学校 キトウシこどもの森園長 /
- 任意団体みんなで子育て企画室TEKTEK 主宰 /
- ASOBIBA! 主催
北海道ど真ん中、日本最大の山岳国立公園である大雪山国立公園の入り口の東川町にあるNPO法人大雪山自然学校に所属。自然体験コーディネーターとして、子どもの自然体験の場づくり・森のようちえん園長・子どもたちの居場所作りを行っている。 福岡県で自然体験を主体活動とした幼稚園や、保育所に計16年勤務した後、北海道東川に移住。移住後は、企業主導型保育施設『キトウシこどもの森』の立ち上げ業務・運営に携わる。2023年園長に就任。 個人的な活動としては、2020年より民間団体 みんなで子育て企画室 TEKTEKを主宰し、地域の子どもたちと『ASOBIBA!』を運営し、子ども主体のイベントや子ども会議をを企画・運営している。 19歳から始めた『世界の子どもを取り巻く環境をめぐる旅』から得た感覚を糧に、子どもたちの権利や意思を尊重する環境づくりを、これからも枠に囚われずに活動を行っていく予定。
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星野 恵
九州出身。2004年福岡大学法学部卒業後、日本生命保険相互会社法人営業部入社。3年後に退職、(株)アプロに所属し、人材派遣や人材育成に携わる。結婚を機に、古巣の日本生命に戻り、2010年に第一子となる長女を福岡で出産。2011年に夫の転勤で札幌に引っ越し、その後3人を出産し四児の母となる。2016年に前職を退職、独立。イベント企画運営事業をスタート。同年、産後うつの未然防止を図るために、子育て相互支援団体かえりんを作り、おさがり交換会を開始。7年で約5,000名を集客。現在約1,000名を超える会員がいる。2020年9月23日に一般社団法人相互支援団体かえりんを設立。2018年より2年間札幌市産業振興審議会委員を務める。
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宮本 奏
札幌市在住。 東京の環境NGOで働いた後、NPO法人ezorock で事務局長を務め、「行動が生まれる参加型の話し合い」に関心を持ち、2010 年に NPO ファシリテーションきたのわ を設立し、2022年8月法人化。行政、NPO、企業、大学、生協、社協、住民組織などで講座研修、会議やワークショップの設計・進行をする。現在は、北の国災害サポートチーム幹事団体/コーディネーター、ゼロカーボン北海道推進協議会道民行動部会委員、藤女子大学非常勤講師など
モデレータ
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橋本 正彦
1977年札幌生まれ。石狩川振興財団勤務を経て、2011年に在職時より関わりのあった「NPO法人えべつ協働ねっとわーく」へ転職し、事務局長を3年務める。14年から、「Community HUB 江別港」の代表として、江別の大学に在学する1万人の大学生と、地域を結ぶ活動を始める。2018年、若者支援の新たな活動として、場づくり、人づくり、資金づくりを柱にした「NPO法人みなと計画」を立ち上げ、理事長に就任。