2021年のノーベル物理学賞に「気候の物理的モデリング、気候変動の定量化、地球温暖化の確実な予測」と題して、大気と海洋を結合した物質の循環モデルを提唱し、二酸化炭素濃度の上昇が地球温暖化に影響するという予測モデルを世界に先駆けて発表した真鍋淑郎(米プリンストン大学)氏が選ばれました。
地球温暖化が叫ばれて久しい現代ですが、1960年代から、「気候モデル」という誰もやったことがなかった方法で、二酸化炭素が地球に及ぼす影響を予測していた、気象学の第一人者です。
今回は真鍋 淑郎氏のノーベル物理学賞受賞緊急企画として、真鍋氏が一時帰国した4年間、グループリーダーに指名され、共に研究してきた山中康裕さんに、今回のノーベル物理学賞受賞はどこがすごいのか、さらに真鍋氏が提唱する「気候モデル」とはどのようなものなのかについて、お聞きしていきます。
科学が全く苦手という方もぜひご参加ください。
開催概要
日 程 | 2021年10月13日(水)18:30~19:30 |
配 信 | NoMaps YouTubeチャンネル【チャンネルB】 |
チケット |
※2021/10/25追記:アーカイブをNoMaps YouTubeチャンネルで無料公開中!視聴はこちら リアルタイム視聴:無料(事前登録推奨) |
登壇者
山中 康裕
北海道大学大学院地球環境科学研究院 教授
東京新宿区生まれ。1991年東京大学気候システム研究センター助手。1995年博士(理学)を取得。米国プリンストン大学客員研究員、北海道大学助教授を経て、現職。地球フロンティアで真鍋淑郎領域長のグループリーダーを務める。2011年「社会に何かを生み出す人を育てよう」を理念とした実践環境科学コースを設立。学ぶ人をコーティングしながら、社会課題を考える教育、観光、国際化、まちづくり、ウェルビーイングなどを研究。「論文書かないで何の人生ですか」なので、自然科学から社会科学までの論文を書いています。
聞き手
山岸 奈津子(NoMaps広報担当)
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