札幌国際短編映画祭は10月10日から4日間開催!
2006年開催より市民と共に歩んで20年。
札幌国際短編映画祭は20周年を迎え2025年は、10月10日(金)から13日(月・祝)までの4日間、札幌市内の劇場「サツゲキ」(札幌市中央区狸小路5丁目、株式会社ディノスシネマ)において第20回札幌国際短編映画祭の開催が決定しましたので、お知らせします。
「20年の感謝と、次の10年を見据えて」
この映画祭が誕生してから20年。世界中の映画作家たちが届けてくれた数えきれない作品は、私たち映画祭にとって、そして観客にとって、かけがえのない贈り物となり、また多くの素晴らしいつながりを生み出してきました。20年という歳月の中で出会った方々の中には、短編映画から長編映画へとステップアップし、世界的に活躍する監督として名を馳せた方々もいらっしゃいます。さらに、札幌で出会ったクリエイターたちが意気投合し、新作を共に制作したり、次回も参加することを目指して新たな作品を応募してくださったりと、クリエイティブな循環が生まれています。中には、札幌をきっかけに海外で紹介されたり、劇場上映へつながった事例もあり、映画祭は新たなビジネスチャンスや、独創的な文化を創出する場ともなっています。振り返ってみると、これまでの20年を一言で表現するのは難しいものですが、ただ一つ、心からの感謝の気持ちを込めて言いたいことがあります。それは、「映画祭がここまで続いてこられたのは、映画を愛する皆様のおかげである」ということです。映画を愛し、作品を届けてくださる映画作家の皆さま、劇場まで足を運んでくださるファンの皆さまや、支えてくださる全ての関係者の皆さまへ。20年間の感謝を込めて、また次の10年を見据え、私たちは今、この瞬間から新たな一歩を踏み出します。今年も札幌国際短編映画祭で皆様にお会いできることを心より楽しみにしています。
フェスティバル・ディレクター 島田英二