NoMaps EDU2022×札幌ラウンドテーブル

Share :

このイベントは終了しました。
日時
2022年10月22日(土) 13:00 ~
2022年10月23日(日) 12:00
会場
札幌文化芸術交流センター SCARTS

この先どのような教育が求められるでしょうか。社会は複雑で予測がつかないVUCAな時代を迎えました。NoMaps EDUでは、自らのクリエイティブな発想や技術によって、次の社会・未来を創ろうとする皆さんと、答えのない問いと向き合う時代の教育の在り方について考えていきます。

これから先、ますます学校・民間企業を含む地域・家庭の連携が教育において重要になります。
人財育成・教育に正面から取り組むためには、一人ではなく複数人、同じ職種、立場、世代の複数人ではなく、多様な人々の力が必要です。だからこそ、教育関係者のみならず、教育に興味のある方、そして地域づくりに関心のある方まで幅広いメンバーで集い、これからの教育を考える場をつくりましょう。

教育に関わる最先端の情報や、本物の体験に触れることにより、新たな価値観がまち全体、社会全体に広がっていくのではないでしょうか。その価値は教育に留まらず、「人」を中心とした暮らしづくり、地域や都市の形成に拡がり、時代を創るムーブメントになると確信します。

開催概要

日時2022年10月22日(土)10:00 – 17:00、23日(日)9:30 – 12:00
場所札幌文化芸術交流センター SCARTS(メインセッションのみ配信あり)
定員各回80名(先着順)
参加対象教育に関わる方をはじめ、教育に関心のある方ならどなたでも
参加方法こちらのフォームからお申し込みください

主催 :NoMaps実行委員会(NoMaps EDU)、札幌ラウンドテーブル実行委員会
後援 :札幌市教育委員会

コンテンツ

10月22日(土)

10:10~11:40

<SCARTSコート>メインセッション
答えのない問いと向き合う時代の学校と地域、そして企業と行政
〜枠を超えた「協働・共創」の価値とは〜

学校や家庭、地域や企業など様々な「居場所」における人と人の協働や交流とその価値、そして教師の果たす役割を全国の先駆者とともに追求します!人材育成は教育現場だけではなく、企業の成長や地域形成、都市開発、地方創生に欠かせない要素です。答えのない時代に求められる「自ら考え行動する人材」とは。学校と地域をつなぐ探究の仕組みとは。全国の先進事例と札幌での取組みを交えながら、明日から始められる手法や考え方を学び合いましょう!

登壇者
鮫島 京一(連合教職大学院(奈良女子大学)准教授 / 奈良女子大学附属中等教育学校教諭)
江森 真矢子(一般社団法人まなびと代表理事)
林 匡宏(絵師・まちづくりコーディネーター)


13:00~14:30

<SCARTSコート>分科会A
「異なるコミュニティが織りなす学びのかたち」
~高校生を伴走することで生まれる気づきと学びの価値とは~

本セッションでは、新たな教育実践に参加する高校生たちと、その実践を支える教師や地域の大人たちに注目していきます。それぞれの実践に関わる高校生たちと大人たちにその活動における学びについて語る中に、学習のコミュニティの発展と変容の意味や価値を探っていきます。
コメンテーターには、北海道大学で地域社会教育を専門にされる宮崎 隆志先生をお迎えします。高校生や大人たちの語りを地域社会教育の視点から振り返っていただき、そこにどのような学びの原点を探ることができるか。また、それを聞いた私たち一人ひとりは、地域社会において、その担い手として、生涯にわたり、どのような学びを大切にしたいと思うのでしょうか。本セッションを通じ、わたしたち一人ひとり”学びの原点”についても振り返りが深まるような時間にしたいと願っています。

登壇者
宮崎 隆志(北海道大学大学院教育学研究科 教授)
平野 順風 (NPO法人E-LINKアドベンチャークラブ札幌 副代表理事)
井瀬 菫(藤女子大学 人間生活学部3年)
モデレーター
篠原 岳司(北海道大学大学院教育学研究院 准教授)

<SCARTSスタジオ>分科会B
「越境学習」の現在地と、これからの形を語る。

今いる地域を飛び越え、コンフォートゾーンから抜け出して新たな環境で学ぶ「越境学習」に対する注目が高まっています。本セッションでは、それぞれ海外・国内への越境を推進する船橋力氏・尾田洋平氏を招き、そもそも「越境学習」とは何か、「越境学習」によって何が得られるか、そして「越境学習」がますます進んでいくであろうこれからの教育の形とは何かを考える時間にしたいと思います。

登壇者
船橋 力(トビタテ!留学JAPAN エグゼクティブアドバイザー)
尾田 洋平(一般財団法人地域教育魅力化プラットフォーム 常務理事)
モデレーター
山田 佳介(株式会社あしたの寺子屋 COO(最高執行責任者))


15:00~17:00

<SCARTSスタジオ>分科会C
探究コンテストピッチ
〜未来をつくる若者と社会起業家が出会う場所〜

本気で挑戦する学生の姿、そしてそれを通じて色々な学校の教育のあり方を教育者や経営者に知ってもらうとともに、本気で挑戦する学生を本気で応援すること、教育現場ではできないことを実現することを目的に、未来に挑戦している学生が10分間の本気ピッチを行う場です。

<エントリー学生>
●勉強を教えてほしい人と教えたい人をマッチングさせるアプリ開発の高校生
●ゴミに対する考え方を変え、行動を変容させるためのワークショップを実践する高校生
●ロボット開発で世界最大級のロボコンに挑戦する中高校生グループ
●食品ロス削減に取り組む高校の商業研究部
●マイクロプラスチックのついていない海塩を通して海洋問題を広めたい高校生
●マルシェ運営の大学生

<コメンテーター>
●河西 邦人氏(札幌学院大学学長)
●DJ TAMA (a.k.a. SPC FINEST)
●石岡 美久氏( algorithm代表兼デザイナー)
●平間 栄一氏(一般社団法人スポットウォーキングさっぽろ代表理事
●鈴木 卓真氏(TED x Sapporo オーガナイザー・有限会社テックワークス代表取締役)
●奥芝 洋介氏(株式会社NEXT LEVEL 代表取締役(奥芝商店))
●五十嵐 慎一郎氏(株式会社大人・No Maps総合プロデューサー)
●杉山 幹夫氏(株式会社宝水ワイナリー 取締役)

<SCARTSコート>分科会D
令和の教育改革とGIGAスクール構想の展望

コロナ禍が原因で予定より早く進んでいるGIGAスクール構想。学校ではICT端末が普通に使われるようになり、珍しい光景でもなくなりました。ただ急に展開したことにより問題も多発化。地域や学校間格差は拡大したとの話も聞きます。この度、文部科学省の担当課長をお招きし、今まさに実行中の教育改革とGIGAスクールの今とこれからについて詳しく解説いただき、今後の学校教育を共に考える場にしたいと思います。

登壇者
武藤 久慶(文部科学省初等中等教育局学校デジタル化プロジェクトチームリーダー、学びの先端技術活用推進室長、GIGA StuDX推進チームディレクター、初等中等教育局企画官)
モデレーター
江口 彰(特定非営利活動法人いきたす 代表理事)

10月23日(日)

09:30~12:00

<SCARTSコート>
ラウンドテーブル

数人ずつの小グループでテーブルを囲み、互いの実践(「学校教育の」実践とは限りません)をじっくりと聴き合います。また、自らの疑問や経験を一座に提出することで生まれる、双方向の対話によって、参加者どうしが互いに認識を深めていくことを目指します。話者の話す内容への興味は、やがてそれを発する自らの実践への省察へと向かいます。

関連

Conference

カンファレンス