社会を変えるスタートアップやソーシャルイノベーションは、様々な人がチャレンジできるといい。とはいえ現実的には、ちょっとハードル高く感じている人も多いのでは。スタートアップの裾野を広げ機運を醸成するためには、そのハードルは何なのか、一度立ち止まって考えてみる必要がある。 ここでは、スタートアップやソーシャルイノベーションにおける「DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)」や「ジェンダー平等」について、道内外の起業家・支援者を中心に、Slidoを用いながら参加者とともに考えてみたい。(女性スタートアップ人材育成事業)
※DE&I:多様性と包摂、公正を指す。一人ひとり異なる他者が集まるだけでなく、その間の差別や格差を是正していく取組。
▼ 女性の方々へ事前アンケートのお願い
事前アンケートとして、女性の方々に、スタートアップに対して感じていること、経験したことなどがあれば教えていただきたく、アンケートを実施します。
こちらに書いていただいた内容は、匿名で、個人が特定される可能性のある表現は意味合いが変わらない範囲で修正をしたうえでディスカッションの際に紹介をする予定です。回答者の皆さまに置かれましても、公開されて問題のない範囲で、ご自身を大切にしてご回答いただけると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
https://forms.gle/SpN6fTmryEwHszou5
ゲスト
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荒木 祐亮
学生時代から全国各地を行脚し、まちづくり・地域づくりの活動に参画。大学卒業後、都内のITベンチャーにて営業・新規事業リーダーとして従事。その後、北海道に移住し、北海道庁に転職。グローバル人材育成や人材確保の領域で新規事業を立ち上げる。2022年4月から新しく設置されたスタートアップ支援の仕事を担当。千葉県出身。
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長堀 紀子
- 北海道大学 ダイバーシティ・インクルージョン推進本部/遠友ファーマ株式会社 代表取締役
大学では、女性研究者の活躍促進や多様な背景を持つ研究者の包摂のための研究環境支援を行っている。2002年北海道大学大学院修了(博士(理学))、ライフサイエンス分野の研究者として生体高分子分子の一種である糖鎖の機能探索研究、その後北海道経済産業局で産学連携に携わる。2005年より、大学で研究人材育成・DEI推進に従事(~現在)。この間、研究者として立ち上げた技術シーズの成熟をうけ、2019年に研究室の教授らとともに「糖鎖の技術革新で、これまで治せなかった病気に対する医薬品を作る」ことを目指して起業した
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若宮 和男
- uni'que Founder/CEO メタバースクリエイターズ代表 福岡女子大学客員教授 長野県立大学客員准教授
建築士としてキャリアをスタート後、アート研究者を経てIT業界に転身、ドコモやDeNAにて多数の新規事業を立ち上げ、2017年「全員複業」で女性主体の事業をつくるスタートアップとしてuni'que創業。東洋経済「すごいベンチャー100」選出。女性特化のインキュベーション事業『Your』から多数の事業を創出。2023年4月、メタバース領域で世界に挑戦するメタバースクリエイターズ創業。資生堂など数々の企業の外部ブレーンを務める他、ビジネスに限らず、アートや教育など領域を超えて活動。ダイバーシティやコミュニティ関連でも取材多数。著書に『ハウ・トゥ・アート・シンキング』『アート思考ドリル』。福岡女子大学客員教授、長野県立大学客員准教授。
モデレータ
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黒井 理恵
北海道名寄市出身・在住。東京で編集者、CSRコンサルタントを経て2014年にUターン。2006年からファシリテーションについて学び、現在は全国で活動。テーマはまちづくり、企業・組織理念策定、⻑期ビジョン・計画策定、アウター/インナーブランディング、チームビルディングなど。名寄市ではコワーキングスペース「naniroBASE&Lab.」でまちづくりコミュニティを形成する他、産官学連携団体「Nスポーツコミッション」事務局次長、名寄高校学校運営協議会コーディネーターなど、未来・ビジョン志向の協議会・組織の形成や運営に携わる。地域留学型市民大学「さとのば大学」講師兼地域事務局、ArCSⅡ北極域実践コミュニティファシリテーター、北海道移住ドラフト会議「さーもんず」メンバー。