日本では季節外れの雹や大雨に見舞われる、または40℃近い気温が数日間も続くなど気候変動の影響と思われる現象が散見されている。その状況はアメリカでも同じく、ハリケーンや山火事などその影響は決して小さくない。気候変動は人間の健康、財産、生命を脅かす新たなフェーズに突入していると言っても過言ではない。 そこでいまシリコンバレーにおいて投資を大きく集めるスタートアップとして注目されているのが「Climate Tech(気候テック)」 10年にわたりシリコンバレーでビジネスを展開されているSerendの大木さんを迎え、今起きている現象とその背景、今後の市場予測を伺うと共に、日本の中でも自然豊かな北海道においてどのような取り組みが期待されるのか、討議していく場としたい。
ゲスト
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大木 美代子
日本IBMソフトウェア事業部にて、グローバル・チャネル・マーケティング日本部門を担当。2020年渡米、シリコンバレーの様々なIT企業 (スタートアップ・大手ソフトウェア企業)にて、ビジネス開発業務を歴任する。 2012年11月に独立、コンサルティング会社Serend (www.serendinc.com)の代表として活躍中。アメリカ及びアジアのスタートアップ、中小企業、大企業、アカデミア、政府機関などに対して、ITを機軸としての機会創出支援、戦略策定、ハンズオンの戦略実践アドバイス/サポートを行っている。 サンフランシスコ近郊在住。 LinkedInプロフィール www.linkedin.com/pub/miyoko-oki/1/1bb/500
モデレータ
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大湊 亮輔
北海道札幌市出身。 かつて教員を志すも、人生の選択に違和感を覚え大学卒業後は大手出版広告会社に勤務。10年後独立し、右腕カンパニー株式会社を創業。現在は小樽商科大学の学術研究員も兼務。2021年、コロナ禍で奪われ続ける多くの機会に、将来確実に訪れるであろう未来の危機を感じ、学生が無料参加できるプログラムを運営する一般社団法人Ezofrogsを立ち上げ。