宇宙産業が盛り上がる北海道の中で、将来宇宙産業で働きたい学生に向けて、宇宙ではたらくを1番身近に感じられるイベントを開催。宇宙産業が盛り上がりを見せている北海道。今年に入って、大樹町ではスペースポートが生まれ、ISTをはじめとしたさまざまな宇宙関連企業が北海道に注目をしている。北海道発の宇宙スタートアップ企業はこれからも生まれ続けることが期待される。北海道の学生が宇宙関連企業に就職したり、宇宙スタートアップ企業を立ち上げたりすることも、より身近になるだろう。本イベントでは宇宙産業ではたらくをテーマにアカデミック・民間双方の視点から学びを紐解いていきます。
「宇宙はどう身近になったか。宇宙産業の現在地を語る」
北海道情報大学宇宙情報センターの柿並先生と、北海道大学の倉本先生、酪農学園大学の金子先生によるトークセッション形式でお届けする今までの宇宙産業に関しての日本や北海道の向き合い方と、今後の未来。はやぶさや、さまざまな調査など、今につながる研究の数々をお話しいただきます。
ゲスト
倉本 圭
北海道大学 大学院理学院 宇宙理学専攻 教授
1966年北海道生まれ。東京大学理学部卒業。同大学院修了後、東京工業大学職員などを経て、2007年から北海道大学理学部・大学院理学研究院教授。専門は惑星科学。地球はなぜ地球なのかをメインテーマに、さまざまな理論的研究を進めるとともに、JAXAの火星衛星探査計画の主任科学研究者を務める。
柿並 義宏
北海道情報大学宇宙情報センターセンター長
山口県生まれ.東北大学卒業,茨城大学大学院(JAXA宇宙科学研究所委託学生)修了後,民間企業に3年半勤務.2005年北海道大学大学院で博士(理学)を取得.九州大学,台湾国立中央大学,北海道大学,高知工科大学,苫小牧高専などを経て2018年より現職.衛星のデータやGNSSデータを利用した電離圏の研究を中心に,近年では超低周波音の研究にも従事.2013年には日本南極地域観測隊に参加.
金子 正美
酪農学園大学 農食環境学群 環境共生学類 教授
1957年北海道赤平市生まれ。帯広畜産大学卒、北海道大学大学院環境科学研究科修了、北海道庁に就職後、青年海外協力隊員として、マレーシアの貧困地域の地域おこし活動に従事。その後、北海道環境科学研究センター(現北海道立総合研究機構)において地理情報システムに(GIS)よる北海道の野生動物の保護管理等に取り組む。2001年から酪農学園大学において、人工衛星やドローンの画像によるリモートセンシングを活用した農業振興、災害モニタリング等を実施。
モデレーター
湯村翼
北海道情報大学 情報メディア学部 情報メディア学科 准教授
2006年北海道大学理学部卒業.2008年東京大学大学院理学系研究科修士課程修了.2021年より現職.博士(情報科学).ユビキタスコンピューティング,ヒューマンコンピュータインタラクションの研究に従事.宇宙データを用いたハッカソンNASA International Space Apps Challengeのオーガナイザを長年務める.
「宇宙産業ではたらく人に聞く宇宙産業のシゴトとは」
宇宙産業に従事されるベンチャーの皆様をお呼びして、宇宙産業ではたらくを学生に向けて体感できる話を聞くトークセッション。各社の事業内容や、求めている人物像などを事細かに聞いていきます。
ゲスト
牟田梓
株式会社sorano me Co-Founder
副業にて株式会社sorano meを複数人で共同創業し宇宙アセットを用いたビジネス開発、コンサルティングなどに従事。東京工業大学にて修士課程を卒業。学生時代は研究室で超小型衛星開発に従事しながら、NPO法人大学宇宙工学コンソーシアムにて学生理事を務める。卒業後は日本電気株式会社に入社。地球観測衛星の技術者として6年間従事したのち、海外への衛星拡販を担当。現在は、さくらインターネットに出向し、衛星データプラットフォーム「Tellus」のビジネス開発を行う。また、宇宙ビジネスメディア「宙畑」にて企画・編集を担当する。
永田晃大
株式会社ワープスペース 取締役CTO
地球外生命の発見が人生の目標。そのために必要不可欠である宇宙空間の通信インフラを構築中。これまで3機の超小型人工衛星を開発(プロマネ兼テックリード)。JAXA研究室では次世代天文観測衛星の熱制御技術を研究。ハード/ソフト双方に明るく、衛星全体設計から構造設計・熱解析・基板設計・組込み開発まで幅広く担当。衛星間光通信/超小型衛星開発/宇宙機熱制御/組込み開発が専門。
中神 美佳
インターステラテクノロジズ ビジネスディベロップメント部マネージャー
BizDev・広報・人事 SPACE COTAN株式会社 CMO
1986年北海道大樹町生まれ。2009年に日産自動車株式会社に入社、。主にマーケティング・調査分析をおこなう。2015年に大樹町へUターン(1回目)。地域おこし協力隊として、ふるさと納税や野外フェス(宇宙の森フェス)の企画運営などに携わる。任期終了後は、再び東京へ戻り、株式会社スマイルズのクリエイティブチームにて広報やプロジェクトマネージャーを経験。2019年、2回目のUターンを経てロケットベンチャー企業「インターステラテクノロジズ」に。コーポレート広報やロケットのビジネスディベロップメント・営業等を担当。2021年から、宇宙港「北海道スペースポート」の事業推進会社SPACE COTANも兼業。
参加申し込み
<参加条件>
今回はYouTubeからの配信ですので、参加条件はございません。
またこのイベントは参加無料です。
<申し込み>
下記の参加申し込みフォームより必要事項を入力してお申し込みいただきますと、先行して当日の配信URLをチェックすることができます。
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ミカタバ大学とは
ミカタバ大学は2021年5月より始動した、社会に出てから必要な知識を今学ぶ、「人生に効く学び」を届けるをコンセプトに運営されるデジタル市民大学です。完全オンラインで、地域性のあるゲストの経験や知見をお話しいただき、学生が社会とのつながりや社会のことを俯瞰的に理解するきっかけを作っています。
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活動はnoteからご覧ください。
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