震災復興の取り組みは多くのソーシャルセクターを生み出してきた。今回は学校を作り直して注目されている安平町立早来学園の今を、翌日教育セッションのオープニングのゲストである、若新氏が現地視察直後のレポートを交えてのトークセッション。
2019年NoMaps開催セッションにて「ピンチをチャンスに。安平町とチームラボが挑戦する教育現場の今」を行いました(https://no-maps.jp/2020/topics/102)。今回はその後どのようになったのか。2023年から新しい学び舎「早来学園」が稼働し始め、子どもたちや先生が動き始めた。今の現状をお伝えします。
※本セッションはパス・チケット等不要の無料セッションとなります。
ゲスト
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及川 秀一郎
安平町町長。安平町長の及川です。北海道胆振東部地震からの復興に向けたまちづくりを進めてきました。 昭和40年3月28日生まれ。 最終学歴 日本大学法学部法律学科(通信教育)平成4年9月卒業 昭和58年に北海道追分高校を卒業し、昭和58年10月に旧追分町職員となる。平成20年総務課異動後、「安平町まちづくり基本条例」の策定に携わり、平成24年12月に教育次長拝命以降、町立学校・子ども園の全てにいち早くコミュニティ・スクールを導入し、他の自治体から注目を集めるまちづくりに取り組む。平成30年4月に安平町の2代目町長として就任し、現在に至る。 趣味はマラソン・ノーザンホースパークマラソン、北海道マラソンも安平町長として完走。
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若新 雄純
- 株式会社NEWYOUTH 代表取締役 / 慶應義塾大学特任准教授 など
大学在学中に就労困難者支援を行う㈱LITALICO(東証プライム上場)を共同創業し、2年弱取締役COOを務める。その後大学院を経て独立し、組織づくりやPR・ブランディング支援などを行いながら歌舞伎町でバー経営するなど独自のスタイルを模索。 現在は、企画プロデュース会社を経営しながら、大学ではコミュニケーションデザインの研究ラボを運営。人間関係・コミュニケーション、キャリア・人材育成、組織・まちづくりなどに関する実験的プロジェクトや研究活動を企画・実施。 近年は多数の報道・情報番組にコメンテーターとして出演し、東京と地元福井の2拠点で生活・活動中。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。
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井内 聖
安平町教育委員会 子育て・教育総合専門員。総務省のプログラムである「地域プロジェクトマネージャー」として4月より安平町に着任しています。地域の教育課題である教育・子育て分野において「子どもにやさしいまちづくりプロジェクト」を推進しています。
モデレータ
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江口 彰
特定非営利活動法人いきたす代表理事|1975年旭川生まれ。北海道大学大学院教育学研究科修了(教育学修士)。学生時代の課外活動を実践研究するため同大学で短編映画制作や映画祭など多数のプロジェクトを創設。大学生に向けてPBLを駆使した活動を中心にキャリアに関する教育活動を手がけ、2011年より北海道で「カタリ場」の授業を開始。これまで全道各地で累計2万7千人以上の生徒に授業を届け、近年は高校の「探究の授業」の実践も展開。北海道札幌西高等学校 探究アドバイザーや、地方の高校存続などにも関わる。