山下 春幸
- HAL YAMASHITA 東京 エグゼクティブシェフ
- 一般社団法人日本飲食団体連合会 副代表理事
FOOD
2007年、東京ミッドタウンに「HAL YAMASHITA 東京」をオープン。2010年および2012年に開催された「ワールドグルメサミット」において、二度にわたり世界チャンピオンに輝き、日本を代表するシェフとして国際的な評価と名声を確立する。
その後、シンガポール、米国カリフォルニア州ナパバレー、英国ロンドンなど、世界各地へと活動の舞台を広げる。グローバルな経験を通じて磨き上げた独自の料理哲学「新和食」を軸に、日本の食文化とその本質的な価値を世界へ発信し続けている。
自身が提唱する「新和食」とは、世界各国での研鑽を通じて培った卓越した技術と豊かな感性を礎に、伝統的な和食の概念を現代的な視点から再解釈し、素材本来の持ち味を最大限に引き出す料理哲学である。
さらに、ベジタリアン、ヴィーガン、ハラール、グルテンフリーなど、多様な食文化や食習慣、食事制限にも柔軟に対応する包括的なスタイルを確立。異なる文化や価値観を持つ世界の食卓と、日本食が持つ本質的な魅力を結ぶ架け橋として、その可能性を追求している。
料理人としての活動にとどまらず、国連WFP(世界食糧計画)の顧問として、世界の子どもたちの飢餓撲滅に向けた活動にも尽力。また、慶應義塾大学の特任教授として、日本の食に関する教育・研究など、アカデミアの分野でも幅広く活動している。
現在は、日本飲食団体連合会の副代表理事も務め、地球規模の食料問題への対応をはじめ、次世代を担う子どもたちへの食育、日本の伝統的な食文化の継承、研究活動、国際的な情報発信など、「食の未来」を多角的に見据えた取り組みを精力的に推進している。